WEB+DB Press でJUnit特集を執筆しました #wdpress

試される大地であるため、発売日とほぼ同時に見本誌を入手したアカウントはこちらになります。

というわけで、WEB+DB Press vol.69の特集2に寄稿させていただきました。

「JUnit実践入門」ということでJavaのユニットテストに関する特集です。内容としては、はじめてJUnitを触る人向けのチュートリアル、JUnitを便利に使うための拡張機能の紹介、そしてcucumber-junitの紹介となっています。

チュートリアルでさらりとTDDも仕込んだり、旬なネタ（cucumber-junit）を混ぜたりしていますが、JUnitを使う人でも意外と知られていないカスタムMatcher・Enclosedテストランナーによる構造化・パラメータ化テスト・JUnitを拡張するカスタムルールが主な内容です。JUnitの使い方は解るけど、もっと効果的なユニットテストを書きたいといった人にオススメです。

また、本特集の最後にも触れていますが、秋に「JUnit実践入門（仮）」（以下、書籍）が刊行される予定です。実は特集の執筆に先立ち、去年の秋頃からJUnitの機能について色々まとめていました。その一部が去年の12月に書いたこちらのエントリーです。今回の特集では、主にJUnitの拡張機能に関する部分をまとめたものです。

というわけで、ブクマでわっふるした人はWEB+DB Pressを購入してくださいｗ

気になる書籍版の内容ですが、WEB+DB Pressの特集に対して、ざっくり10倍ほどになる予定です。そして、JUnitの機能解説本でも、ユニットテストの書き方の本でもありません。Javaの開発でユニットテストを活用するための本です。

JUnitの拡張機能は当然ですが、より実践的なユニットテストのガイドブックになるような話題をたくさん収録する予定です。例えば、Androidやデータベースを使ったテストのガイド、MavenやJenkinsなどを使ったテストの自動化、カバレッジやモックなど周辺技術など、幅広くユニットテストの活用方法を解説しています。また、特集ではCubemberによるBDDを解説していますが、TDDの章もありますのでご安心ください。

また、豊富なサンプルテストコードが掲載される予定です。実践的なテストコードを問題集のように学べるため、研修や勉強会などでも活用して貰いたいと思っています。

なお、現在進行形で、原稿のリファクタリングを進めております。本当は特集のネタであるポーカーアプリをTDD/BDDで詳しく解説とかブログでやりたいんですけどね…。

というわけで、ご感想などありましたらば、TwitterやFB、ブログなどで書いて貰えると嬉しいです。今回がはじめての執筆ということで至らぬ点などありましたら、ガンガン批評願います。

それでは、秋に発行予定の「JUnit実践入門（仮）」をお待ちください。

WEB+DB PRESS Vol.69