オープンソースカンファレンス2012北海道 #osc12do
先週の土曜日になりますが、OSC(オープンソースカンファレンス)が開催されました。自分は、札幌Javaコミュニティとしてセッションを1本、運営側も企画系で参加しハンズオンセッションを担当していました。
JUnit再入門 ― xUnit Test Patternsで学ぶユニットテスト技法
JUnitのセッション…では、ほとんどありません。ユニットテスト全般のお話と、xUnit Test Patternsから基本的なパターンを紹介する形です。OSCって講演時間が45分と中途半端なので、あまり詳しく話すこともできないため。
講演資料はこちら。
今回は実行委員会の公式Ustがあったので、Ust録画もこちらでご覧いただけます。
Video streaming by Ustream
内容としては、ユニットテストの目的・実践・問題と3部構成。比較的に目的を多く(熱く?)語っています。JUnitの話なんて10分もないかもしれないw
今回は質問時間も含め、時間はいい感じで使えて良かったですね。
自分の場合は、講演時間×1くらいのスライドにするとちょうどいいのかも。
ただ、少々早口になっていると思うので、安定感を増やしたいな、と反省。
あと質問コーナーは、ノベリティ重要です(笑)
プログラミングハンズオン
他のハンズオンも企画やTAで参加しましたが、メインは2コマ使ったJavaFXのハンズオン。Twitterクライアントを作成して貰いました。基本的には初学者を対象としているので、かなり仕込みまくりのハンズオン資料を作成しています。
個人的にハンズオンは大好きです。TDDBCでもそうなんですが、講演は講演で得るものがあるけど、手を動かしてナンボですから。また、講師と参加者がコミュニケーションしやすいのも好きな理由です。1人で悩むよりも、みんなでワイワイやると楽しい、それだけの事ですけど。
ただ、ぶっちゃけ準備への労力は半端ありません。自分の場合、通常のセッション(1時間程度)だと、1日くらいかけてプレゼンを作ります。
でも、ハンズオンだとだいたい5倍はかかる・・・。これでもかってくらい丁寧にやっておいても、当日は足らない、そんなもんです。ですが、1度いいハンズオンに参加すると、ものすごく感動する、そんなイベントな気がします。
今回のハンズオンセッションで、何か気づきとかあった人がいれば嬉しい限りですね。
運営委員として
今年も運営としてお手伝いしました。
思う所は色々ありますが、あの規模(スタッフ込み700名!)の運営、ほんとうにお疲れ様です。自分は「ハンズオンだから16名以上は面倒見ないよ、無理」とシャットダウンしていたため、その辺の苦労は色々あったと思います。
ただ、年々増える参加者と大きくなる開催規模。そろそろ限界・・・いや既に限界は超えているんじゃないかなぁと思うわけです。組織をしっかり作り、指揮系統を確実にし、システマチックになるか、もしくは、各チームが自己組織化し自分たちの担当範囲の責任を持った上で全体を仕上げるか、どちらかにしないとまずいのではないかな、と。自分は会社の同僚の結婚式二次会参加などの理由で懇親会に参加できませんでしたが、既に懇親会もスタッフにとっては懇親ではなくイベントの延長ですよね。
参加者の皆様も、運営がどんな風にやっているのかとか興味を持ってくれるといいと思います。今年は当日スタッフをATNDで募集していて、良い効果があったようですし、来年も良い流れで開催されればいいですね。来年のOSCに関しても、秋くらいには準備委員会が動き始めると思うので、興味のある人はどんどんコミットするといいと思います。ぶっちゃけ内輪感が強くて参加しづらいって話も聞きますが、改善されることを祈って参加しましょうw
最後に…運営委員長のやまきさん、お疲れ様でした!