PilikaをT2で使うサンプルを作成しました

ちょっと空いてしまいましたが、T2でPilikaをテンプレートエンジンとして使用するサンプルが試せるようになりました。
リポジトリ: http://www.deathmarch.jp/svn/pilika/t2-sample/trunk
Eclipseにインポートして、Tomcat6上に配備すれば実行できます。
詳細はこちら http://www.deathmarch.jp/pilika/wiki/sample/t2

JavaでもPHPでもフレームワークが複雑になりすぎている感が強いです。しかし、T2もPilikaは非常に軽いフレームワークの組み合わせです。ソースコードもちょっと覗いてみれば、マニュアルを読まなくてもなんとなく簡単に理解できると思います。簡単に理解できるというのは凄く重要で、シンプルで解りやすいという事は生産性も保守性も担保しやすいということです。

HTML単体での表示と今後の課題

このサンプルで使用しているテンプレートはDreamweaverで作成しています。
テキストエディタで作成することもできますが、そのままページを表示しようとすると、CSSのパスなどが相対指定でない為に上手く表示できません。現時点での解決方法としては、HTTPサーバなどを立ててプレビューするか、DwなどのHTMLコーディングアプリを使用する事になります。

テンプレートエンジンとしては、最低限の機能はそろってきた感はあります。しかし、上記のように単体でプレビューする場合にパスの問題が発生したり、結局はデザイナがどのように表示されるかをシミュレートできないという問題もあります。そこで、Pikikaではプレビューを支援するようなツールを提供しようと考えています。具体的には、簡易Webサーバ機能と各パラメータを入力することでテンプレートがどのように出力されるかを確認できる機能を提供する予定です。

追記

HTML(テンプレート)はこの辺にあります。Dwを持っている方はエクスポート後、サイト登録してご覧ください。
http://www.deathmarch.jp/pilika/browser/samples/trunk