Kotanの開発状況

最近は色々と平行で進めていて進捗が悪いのですが、ここ2−3日はKotanの開発を進めていました。KotanはAppEngine上のデータを引き抜いて表示・編集のできるSwingアプリケーションです。
用途としては大きく2つあり、1つはローカル環境でのデータ作成、主にテストデータを簡単に作成したいという所から開発を始めています。仕組みとしては、開発サーバを別プロセスとして起動し、ローカルでHttp通信を行って取得・更新を行います。
2つ目の用途としては本番環境のデータを引き抜いて、ローカル環境のDatastoreにコピーすることです。これもよくやりたいパターンですが、AppEngineのJavaではサポートされていないこともあり、作っている状況です。本番環境へのアクセスは組込モードと同様にHttp通信で行い、ローカルアプリとして起動して通信する方法とJavaWebStartとしてサーバに設置してしまう方法の2つの使い方を想定しています*1

まだドキュメントはほとんどありませんが、 デモサイトプロジェクトサイトを置いておきます。

*1:JavaWebStartにする方法はetupirkacmsではCMSのサイトデータをローカル環境にバックアップしたり、逆に復元したりする所でKotanをライブラリとして使う予定