NetbeansとJRubyをMacで使う

Macと格闘中です。本日の嵌りポイントは、NetbeansJDKを指定する、JRubyのgemを利用するの2本です。

NetbeansをJava6で起動する

Apple Dev CenterからJava6はダウンロードしてインストールできている前提です。
インストール後は、Application/Utility/Java/Java Preferrences から「優先するバージョン」を6にすれば、アプリケーションはJava6で起動する筈なのですが、NetbeansはJava5で起動してしまいます。これをJava6に変更するには、Netbeansの設定ファイルを変更します。

~/.netbeans/6.5/etc/netbeans.conf を開き、netbeans_jdkhomeにJava6のホームディレクトリを指定します。

netbeans_jdkhome=/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/1.6.0/Home/

これでNetbeansを再起動すれば、Java6で起動していると思います。実行しているJavaのバージョンは、 「Netbeansについて」か「ツール->Javaプラットフォーム」で確認できます。Javaプラットフォームでは、1.6がデフォルトになっていればOKです。
参考:http://sugmak.com/2008/10/netbeans65rc1cubby111.html

NetbeansにバンドルされているJRubyを使用する

NetbeansではgemのインストールなどはすべてGUIを使って行えますが、一部のコマンドは直接コマンドラインから実行する必要があります。例えば、gem-updateとかgem-updateとかです。JRubyコマンドラインから使用するには、.bashrcに以下のようにパラメータを追加します。

export JAVA_HOME=/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/1.6.0/Home/
export JRUBY_HOME=/Applications/NetBeans/NetBeans\ 6.5.app/Contents/Resources/NetBeans/ruby2/jruby-1.1.4/
export PATH=$PATH:$JRUBY_HOME/bin

Netbeansのバンドル版は/Applications/NetBeans/NetBeans\ 6.5.app/Contents/Resources/NetBeans/ruby2/jruby-1.1.4/にあるので、この下にあるbinディレクトリをパスに追加することと、JAVA_HOMEの設定が必要です。これでJRubyにパスが通るので、次のようにしてJRubyのgemコマンドを使用します。

jruby -S gem -v
jruby -S gem install rubygems-update
jruby -S update_rubygems

参考:http://wiki.jruby.org/wiki/Getting_Started#How_do_I_run_rake.2C_gem.2C_etc.