CakePHPもはじめました
個人的な興味はDjangoだけど来月からPHPもいじる事になったのでPHPの予習をはじめました。
HTMLの中にプログラム(コード)を書くことが好きじゃないのでこれまでPHPにはあまり興味がありませんでした。なので詳しくは解らず、フレームワークが色々でてるってだけのイメージです。PHP5からはクラスが定義できるようになったとかでちょっと興味出ていたところですか。
で、仕事ではCakePHPを使うということで、LLフレームワークBOOKS # 4のFast CakePHPという本を買ってきました。
- 作者: 秋田真宏
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/01/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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パラパラと読んでいくと、Railsにインスパイアされて作成され進化しているPHP界隈では注目株のフレームワークとのこと。検索google:CakePHP RailsをしてみてもRailsとの関連や比較などをしているBlogなどが見つかります。
ざっくりと目を通したわけですが、悪くないな、という感触です。思ったほど抵抗なく使えそうですし、去年はRailsをいじっていた事もあり、ほとんどのパターンが自然に入ってくるのは習得が楽と感じました。ただ、誰にでも習得が容易かというと・・・好みが分かれるような気がしますが。
自分にとってRails自体がやや好みから外れるんですが、CakePHPくらいにゆるいと逆に使い易いような気もします。その代わりRailsの黒魔術的なパワーが受けられないという感じかなぁ。少なくとも基幹業務とかで使うのではなく、サクサクと硬くない領域で使うのが向いていそうです。気分的にもしっかり作りたいところはJavaで組みたいですね。
読んだ感想としては、自分にとってはちょうど良かったかもしれません。ただ、PHPの基礎に関しては適当に流し読みで良かったのですが、インストール関連はページ割きすぎでは…と感じました。まったくの初心者がターゲットならばCentOSでのインストールを紹介しても仕方ないと思うんですけどね。それよりはEclipseなどでの作り方とかに割いて欲しかったです。
全体としては大きな不満はなく良い本だと思いますが、他のPHPの本なりを少しでも読んだことのある人は買う必要はない、といった感じかな?このシリーズでDjangoも出るみたいだけど、こんな感じなのかな?