Java Festaのこと

去年は参加しましたが、色々と物議を醸し出したJavaFestaは11/28(金)開催予定のようです。
※てか、去年もそうだったんですが、どうして土日にやらないんでしょうかね?


さて、このJava Festaなんですが、SunやIBMも協賛(今年はまだ予定)する正規のイベントで、主催は財団法人さっぽろ産業振興財団になります。実際に運営をしているのは、Javaワークショップという財団法人さっぽろ産業振興財団の中の組織になります。

ちゃんと、札幌にもJavaのしっかりとした後援まであるコミュニティがあるじゃん!

と、自分も思ったわけです。しかも、Javaのワークショップを読む限り、活動内容には

コミュニティ内
 講師招聘による勉強会の開催
 メーリングリスト他による種々の情報共有
 技術検証の実施及び情報共有
コミュニティ外
 勉強会枠の一部を一般参加者に開放
 2006年度以降のJava Festaの主催
 技術検証等の結果の発表

とか書いてあります。
また、

その他 ・常時メンバーは募集しております。お気軽にご相談ください。

とも書いてあります。

実は、このイベントを知ったのは去年の夏頃でして(札幌在住3年目)、お気軽にご相談してみたんですwすると、不思議な回答が返ってきたんですよね・・・。
メールから引用すると、こんなメールが返ってきました。

お問い合わせありがとうございます、
札幌市高度人材育成・活用事業Javaワークショップ●●と申します。

お問い合わせに関しまして、以下のとおり回答いたします。

 企業単位での参加を前提としております。
参加者をその企業様から出していただく形になります。

大前提としてJavaを扱っている企業様を参加対象とします。
 企業様にご参加の意思があれば、
 参加対象者とその上司の方と一度お話させていただいて、
 活動内容のご説明等させていただいた上で参加するかどうかご判断いただいています。

要は企業として協賛しなければ勉強会にも参加できない、って事です。業務時間内での活動を認めてくれる企業(上司)がいなければ参加は無理だと。
それに企業として参加するとなれば、会社の都合もあるわけで自分が参加できるとも限りませんよね・・・、参加(勉強)したいのは自分なのに。企業としては勉強会の参加ってのが業務になるわけで、儲けがなければやりませんし、それをある1従業員の希望でやらせてくれるような中小企業なんてほとんどないでしょう。
ついでにいえば、活動内容の「勉強会枠の一部を一般参加者に開放」に関しては一度も行われた実績がありません。また、「技術検証等の結果の発表」に関してもJava Festaでの発表がそれにあたるといえばあたるのでしょうが、去年参加した方であればどんな有様かは解ると思います。

また、去年のJava Festaでは運営側によるライトニングトークがありましたが、これも企画段階では「調整中」となっており、Ruby札幌のしまださんが協力要請をしたにも関わらず拒否されたという話もあります。実際にイベントに参加してみると、運営側の会社をみて「○○さんってJavaなんかやってた?」というような会話も聞こえてきました。運営スタッフも、名詞交換など営業に熱心なご様子でした。

札幌でJava関連の有識者を呼びイベントをやってもらえるのは非常にありがたく思います。でも、税金で運営しておきながら一般参加もできないって、コミュニティと言えるんでしょうかね・・・。