進捗遅れ

なんていうか当たり前すぎて麻痺しちゃっているって話。

当初の見積もりでは10日かかるということで計画され、アサインされた仕事があるとします(この10日は上司や親会社の見積もり)。
ところが実際に蓋を開けてみたら、どうやっても15日かかる仕事でした。
当然ながら10日で終わるわけはないんですが、この業界は「進捗遅れ」として処理されアサインされた人が責任を持って10日で仕上げなければなりません。
当然ですが、10日分のお金しかもらえないことがほとんどです。

10年近く「常識」に過ごしていましたが、これって不思議ですよね。


ちなみに建設的な話をするのであれば、見積もりミスを隠すのは一番いただけない。
特に「予想よりも早くあがった」という状況を隠すのが一番悪いんです。
そういった状況が終わるか終わらないかというほとんどの場合は絶望的な納期をベースにして、伸びたら「進捗遅れ」にするんです。
見積もりなんだから予想よりも早く(安く)できる可能性がゼロっておかしいですよね。