マスタテーブルは都市伝説?
データベースのテーブル定義において「××マスタ」のように他のテーブルと区別するタイプのテーブルがあります。
このマスタテーブルに対して、それ以外のテーブルは「データテーブル」とか「トランザクションテーブル」とか単にテーブルとか言われています。
ニュアンス的なものとしては、マスタテーブルの定義は次のようなものです。
- レコードが不変、またはほとんど変更されない
- 他のデータテーブルが参照するテーブル
例えば商品マスタであったりカテゴリマスタであったりするわけです。
この辺の認識はデータベースを扱う業務アプリの開発に携わった経験があれば、誰もがなんとなく知っている話です。
しかし、どこにも定義らしき定義ってないんですね・・・
Google先生に聞いてみても、「マスタテーブルとは? どういう意味ですか?」のような質問がトップの方へ来る始末です。
回答などを読んでみても上記のような感覚で使われているという事実だけで、定義はないという回答がほとんどです。
この「マスタテーブル」という呼び方と概念は何時ごろ、誰が作ったんでしょうね。