今年のまとめ

仕事ではずっとTeedaのターンでした。
年始から会員向けのサイト構築という事でTeeda案件。
仕事では始めてのSeasar2案件でしたが、「Teedaだと誰でも簡単に作れる」とかいう話をどこぞで聞いた担当者がおかしなスケジュールで立ち上げたプロジェクトでした。なにせ、デザインから構築まで2ヶ月で、設計書なし、テストなし、経験者なしってフザケタ状況です。おまけに「ちょっと動的なページ」とかという話だったのが、実はコンテンツ管理ツールまで作らされる始末。なんとかリリース出来たわけですが、ユーザ向けサイトを作れたという点では良い経験でした。
続けてASP展開するサービスでのTeeda案件。管理画面とユーザ画面を作りましたが、プロジェクトマネージメントがグダグダでした。とにかくその日にその日やる事がコロコロと変わる。マネージャは上から言われた事を脊髄反射で片付け、都合の悪いところはウソの報告をする始末でした。結果として、テスト時にはそのツケが回ってきて大問題になったわけですけどね。こちらもJava未経験者のみでTeedaに挑んでいたわけですが、開発終了時くらいにやっと1名がJavaTeedaの概要を把握できた程度です。未経験者に1ヶ月とか2ヶ月とかやらせても意味ないです、ホント。

そんなTeeda案件ばかりだったわけですが、同時に色々と他の会社さんへ転職してみようかとか、独立してみようかとか考えていました。

まず、考えたのは上流工程での仕事はどうだろう・・・と、コンサル系の会社を数社当たってみました。いわゆる外資系とかその手の所です。待遇も良いですし、担当の人も優秀そうなのですが、仕事の内容としては正直惹かれませんでした。パッケージ製品を使った開発というのもありますが、想像性に富んだ仕事が出来るかというとちょっと微妙という所です。どうしても、手堅くいかなければいけない業界というのもあるんでしょう。

他にも中小ソフトハウス何社かに問い合わせてみるものの、まったく返事すら来ない企業も多数です。中途募集しておいて返信すらないってどうかと思いますけど・・・。何社かは面接しましたが、どこもかしこも「東京へ・・・」とかそんな感じです。

そんな中でTeedaの案件でユーザサイトを作成したところもあり、CSSとかも大好きな広く浅くのエンジニアなので、WEBプログラマ系をあたってみようと思ったのが9月頃の話です。問題としてはPHPがほとんどの場合の採用言語という事で、やりたいことはできそうだけどPHPか、というのが障害となっていました。

結局、今の会社に転職したわけですが、今の会社もPHPが主言語です。ですが、一部でRubyを使っているシステムもあったり、システムの大幅なリプレースも視野にあるという話、なにより自分でサービスを仕掛けることも出来る事、そして開発に関する提案も通り易いという事から、転職を決めたわけです。結果として、前職から年収ベースで50〜100万ほど、他のオファーのあった会社と比べれば200万くらいの年収ダウンです。
・・・ですが、ストレスないんですよね、最近。気持ちよく仕事が出来るようになったんです。今までの毎日のストレスはなんだったんだろう、ってくらい。PHPに対するイライラはありますが(笑)、それはExcel仕様書に格闘しているのとはまた別のイライラです。結果として転職は成功だったのかな、と思います。